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岩出和也
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北のとまり木
Lyricist:仁井谷俊也 Composer:徳久広司
とまり木づたいに 女は来たという ボストンバッグに 過去(むかし)を詰めこんで 冬の終わりの 港町 薄いコートじゃ 寒かろに どこか寂しい 横顔みせて あおる火の酒 北のとまり木
おんなじ匂いの 似た者同士だと 慣れない手つきで チロリの酒を酌(つ)ぐ 泣いているよな すきま風 Find more lyrics at ※ Mojim.com 不幸つづきの 細い肩 そっと隠した 指環のあとが やけにせつない 北のとまり木
凍てつくガラスの 窓には暗い海 轟(とどろ)く海鳴り 夢さえ遠ざかる 桜舞い散る 季節まで ここにいたいと 微笑(わら)う女(ひと) 俺のこころに ランプのように 揺れる恋灯(ともしび) 北のとまり木
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