- Lyrics
- Album list
竹原ピストル
-
あっかんべ、だぜ故郷
Lyricist:竹原ピストル Composer:竹原ピストル
鈍色の海を縁取りひしめく工場群。 痛ましいほど絶え間なく、果てしない律動。 散々、風に弄ばれた挙句、結局、雲のわずか手前で力尽きる煙突の煙。
列車は関節を軋ませながら、過去、現在、未来を事細かに縫い合わせる。 不発弾のような危うい気まずさに、やがて車窓から視線を引き剥がす。
俺はこの街の嘘を知っていて、この街は俺の嘘を知っている。 上手くやれるはずがないだろ。 あっかんべ、だぜ故郷。 当て付けのように痩せ細った雨。 青痣のようにぼんやり滲みゆく街並み。 Find more lyrics at ※ Mojim.com 片手に下げていた喪服を、ひそひそと胸に抱き寄せる傘の下。。
ここからだからこそ焦がれに焦がれた夢。 しかし、ここにいる限り叶えようがなかった夢。 故郷。。
俺はこの街を見放して、この街は俺を見放した。 ただいま、とでも言うと思ったかよ? あっかんべ、だぜ故郷。
俺はこの街の嘘を知っていて、この街は俺の嘘を知っている。 上手くやれるはずがないだろ。 あっかんべ、だぜ故郷。
-
|